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弥生会計オンライン料金プラン完全ガイド——セルフ・ベーシック・トータルの違い

2026/4/18
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弥生会計オンライン料金プランガイド

弥生会計オンラインの3プラン——セルフ・ベーシック・トータルの違いを正確に把握する

弥生会計オンラインには3つのプランがある。名称だけでは違いが分かりにくいため、実際に何が変わるのかを整理する。

プラン初年度2年目以降(年額・税込)主な追加内容
セルフプラン0円(無料)9,680円基本機能のみ(電話サポートなし)
ベーシックプラン0円(無料)15,180円電話サポート(平日9-17時)追加
トータルプラン0円(無料)39,160円弥生の会計事務所紹介・確定申告相談込み

出典:弥生公式サイト 料金ページ(https://www.yayoi-kk.co.jp/kaikei/koujin/)(2026年4月時点)

3プランに共通しているのは、初年度が完全無料である点だ。freeeは30日、マネーフォワードも30日の無料期間が終われば課金が始まるが、弥生は最初の12ヶ月が無料でフル機能を使える。これは競合他社にはない特徴だ。

弥生会計オンライン3プラン比較

セルフプランとベーシックプランの実質的な違い——電話サポートの価値をどう判断するか

セルフプランとベーシックプランの年額差は5,500円(税込)だ。この差が「電話サポートの有無」に集約されると考えると、月換算で約458円になる。

弥生のベーシックプランに含まれる電話サポートは、平日9時〜17時に操作上の疑問を電話で質問できる。ソフトの操作方法・仕訳の処理方法・確定申告書類の記載に関する相談が対象だ。ただし税務相談(脱税・節税・税法解釈の判断)は対象外であり、あくまで「ソフトの使い方」の範囲に限定される。

この電話サポートが役立つのは次のようなケースだ。

  • 初めて青色申告を行う年に、入力方法を確認したい
  • 特殊な取引(固定資産の売却・医療費控除の処理)の仕訳が分からない
  • 確定申告直前(1〜2月)に操作で詰まったとき

逆に、簿記3級以上の知識があるか、会計事務所に記帳代行を委託している事業主にとっては、セルフプランで十分な場合が多い。弥生のヘルプページやオンラインコミュニティで解決できる疑問は多い。

初年度無料からの2年目移行——実際のコストと他社との5年間比較

「初年度無料」という訴求は分かりやすいが、2年目以降のコストが問題になる。実際に5年間使い続けた場合のトータルコストを比較する。

ソフト・プラン1年目2〜5年目(各年)5年合計
弥生 セルフ0円9,680円38,720円
弥生 ベーシック0円15,180円60,720円
freee スターター17,760円17,760円88,800円
マネーフォワード パーソナル15,360円15,360円76,800円
5年間トータルコスト比較グラフ

弥生セルフプランが5年間で最もコストが低い(38,720円)。ベーシックプランも60,720円でfreeeより安い。マネーフォワードのパーソナルミニ(年15,360円)と弥生ベーシックを比較すると、弥生ベーシックの方が1年目が無料な分、5年合計でも約16,000円安い。

ただしコストだけで選ぶのは不十分だ。自動連携の対応数・UI・サポート対応の質を合わせて考える必要がある。

消費税・インボイス対応はどのプランで使えるか

2023年10月から始まったインボイス制度(適格請求書等保存方式)への対応状況は、3プランで差があるため注意が必要だ。

弥生会計オンラインのセルフプラン・ベーシックプランともに、適格請求書(インボイス)の発行機能は含まれている。ただし消費税申告書の自動作成はベーシックプラン以上が対象となる場合があるため、課税事業者で消費税の申告が必要な場合はベーシックプランへのアップグレードを検討する価値がある。

セルフプランで処理できる範囲は、課税・非課税・免税の取引分類、軽減税率の入力、仕入税額控除の計算補助だ。消費税申告書そのものは弥生会計オンラインから出力するのではなく、申告書作成は税理士に委託するか、別途国税庁e-Taxで行う前提のプランと理解しておく。

インボイス制度対応と弥生プランの関係

弥生確定申告ソフトとの使い分け——個人事業主の選択肢を整理する

弥生には「弥生会計オンライン」の他に、「やよいの青色申告オンライン」という製品もある。個人事業主向けに特化した製品で、帳簿管理と確定申告書の作成に機能を絞った設計になっている。

「弥生会計オンライン」と「やよいの青色申告オンライン」の主な違いは次の通りだ。

項目弥生会計オンラインやよいの青色申告オンライン
対象ユーザー個人事業主・法人(幅広い)個人事業主(確定申告目的に特化)
複式簿記対応フル対応フル対応(簡易帳簿も可)
法人税・消費税申告書なし(個人の確定申告のみ)なし(同様)
価格(セルフ)初年度0円、2年目以降9,680円/年初年度0円、2年目以降8,800円/年(税込)

個人事業主で確定申告(青色申告)のみを目的とするなら、「やよいの青色申告オンライン」の方が若干安く、機能も目的に絞られている。ただし、将来的に法人化を検討している場合や、複雑な仕訳処理が多い場合は「弥生会計オンライン」の方が対応範囲が広い。

弥生のトータルプランは「会計事務所への外注込み」と考えると評価が変わる

弥生会計オンラインのトータルプランは年額39,160円(税込)で、セルフプランと比較して約3万円高い。この価格差を「操作サポートの充実」と捉えると割高に見えるが、「確定申告サポートが含まれた会計サービス」と捉えると評価が変わる。

トータルプランには弥生が提携する会計事務所の紹介が含まれており、確定申告に関する相談を受けられる枠がある。この相談枠が実際にどの程度使えるかは、提携事務所の対応状況によるが、「税務相談を完全にDIYで完結させるのが不安」という事業主にとっては、単独の月次帳簿管理コスト(9,680円)に税理士相談のアクセス権(+29,480円)がついてくると解釈できる。

ただし本格的な税務顧問(月次レビュー、節税提案、税務調査対応)が必要な場合は、トータルプランの枠では対応できないケースが多い。年商が1000万円を超えて消費税申告が必要になると、税理士への個別顧問契約の方がコスト効果が高いことも多い。

弥生会計と他社を比較した際の「隠れたコスト」を確認する

料金比較では表示されている年額だけで判断すると、実際のコストと乖離することがある。主に以下の「隠れたコスト」を確認しておく必要がある。

データエクスポートの制約: 弥生会計オンラインでは、仕訳データのエクスポートはCSV・XML形式で対応している。ただし他社ソフトへの乗り換えを想定する場合、データの再利用性を事前に確認することをすすめる。

連携ツールの追加費用: 弥生会計オンラインは単体では使うが、弥生給与・弥生販売と組み合わせて使いたい場合は追加の費用が発生する。一方、freeeやマネーフォワードも周辺ツール(HR、経費精算、請求書)との連携は追加プランが必要な場合がある。

スマートフォンアプリの機能制限: 弥生会計オンラインのスマートフォンアプリは、仕訳の確認・入力に対応しているが、一部のレポート機能はPCブラウザでの操作が必要だ。外出先でのモバイル操作が多い場合は、アプリの機能範囲を使用前に確認することをすすめる。

出典:弥生公式サイト(https://www.yayoi-kk.co.jp/)(2026年4月時点)

プラン選択の結論——どの条件でどれを選ぶか

判断基準をまとめる。

  • 開業初年度・収入が少ない・簿記の基礎がある→ セルフプランで始め、1年後に必要性を判断する
  • 初めての確定申告・電話で疑問を解決したい→ ベーシックプランを選ぶ(年額差5,500円で電話サポートが手に入る)
  • 税理士との協働・確定申告相談込みで完結させたい→ トータルプラン。ただし、既に税理士と契約していれば不要な場合が多い

弥生会計オンラインと他社の比較は会計ソフト比較記事で。弥生の詳細レビューは弥生会計オンライン レビューで。

弥生会計オンラインのサービス詳細AI診断(3分)を合わせて確認することで、プラン選択の判断材料が揃う。

弥生会計プラン選択フローチャート

※料金は2026年4月時点の情報です。最新情報は弥生公式サイト(https://www.yayoi-kk.co.jp/)でご確認ください。

弥生会計オンラインのプラン選択で迷う場合、最もリスクの低い方法は「セルフプランで1年間使い、電話サポートが必要だと感じたらベーシックにアップグレードする」という段階的なアプローチだ。プランの変更はいつでもできるため、最初からベーシックプランに固定する必要はない。

料金プランの選択と同時に、他社との比較も行いたい場合は3社比較記事を、弥生 vs freeeの具体的な乗り換え判断は比較記事を参照してほしい。AI診断では個人の状況に合った診断ができる。

弥生会計オンラインの3プランは、初年度が全て無料であるため、まずセルフプランで始めてみることが現実的な選択肢だ。1年間使ってみて、電話サポートが必要と感じればベーシックへ、会計事務所との連携サポートも含めたいならトータルへとアップグレードできる。プランの変更は途中でも対応しており、初年度に一度決めたプランに縛られる必要はない。

料金以外の観点(機能・UI・銀行連携数)からの比較は3社比較記事を参照。弥生会計の詳細はサービス詳細ページでも確認できる。

弥生会計の詳細レビューは弥生会計オンライン レビュー記事も参考にしてほしい。3社の機能・サポート・UI全体を比較したい場合は会計ソフト比較記事が役立つ。自分の事業規模・申告スタイルに合ったプランを絞り込むには、AI診断(3分)が最も手軽な方法だ。

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