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freeeの料金プラン比較——スターター・スタンダード・プレミアムを機能差で選ぶ

2026/4/18
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freee会計 料金プラン比較ガイド

freee会計のプラン選びで迷う理由の多くは、プラン名と価格の差は分かっても、実際に使う機能がどのプランに含まれているかが分からないことにある。公式サイトの機能比較表を見てもチェックマークが並ぶだけで、自分の使い方に照らした判断ができない。

このガイドでは、個人事業主・フリーランスが日常業務で実際に使う機能に絞って3プランを比較する。料金の差額計算と、どの条件でプランを上げるべきかの判断基準を示す。

3プランの料金と基本スペック——まず数字を整理する

freee会計は2026年4月時点で3プランを提供している(以下すべて税込)。

項目 スターター スタンダード プレミアム
月額(年払い) ¥1,480 ¥2,680 ¥3,316
月額(月払い) ¥1,980 ¥3,316 ¥4,378
年間コスト(年払い) ¥17,760 ¥32,160 ¥39,792
年間コスト(月払い) ¥23,760 ¥39,792 ¥52,536
年払いで節約できる額 ¥6,000 ¥7,632 ¥12,744
利用可能ユーザー数 1名 3名 無制限
電話サポート なし なし あり

※年払いは月払い比で約25%割引。出典:freee公式サイト料金ページ(2026年4月時点)

年払いの節約額は大きい。スターターで¥6,000、プレミアムで¥12,744の差がある。初年度の30日間無料トライアルを経て継続を決めた場合、年払いに切り替えるのが合理的だ。

freeeスタータープランの機能範囲イメージ

スターターで確定申告は完結するか——機能制限の実態

個人事業主がfreeeに求める主な用途は、確定申告(青色申告)だ。スターターで最低限必要な機能が揃うかどうかが最初の判断ポイントになる。

スターターで使える主な機能:

  • 銀行口座・クレジットカードの自動連携(3,000以上の金融機関)
  • 取引明細の自動仕訳提案
  • 青色申告決算書・確定申告書の自動作成
  • e-Taxへの電子申告
  • インボイス制度対応(適格請求書の発行・保管)
  • 経費精算・レシートOCR(スマートフォンアプリ)

スターターで使えない機能:

  • 複数ユーザーでの共同作業(1名制限)
  • 電話サポート(チャット・メールのみ)
  • 税理士との連携機能(スタンダード以上)
  • 消費税申告書の自動作成(スタンダード以上)

確定申告書(青色申告)の作成、e-Tax送信、インボイス対応はスターターで完結する。一人で事業を運営していて、消費税の申告義務がない(課税売上高1,000万円以下)フリーランス・個人事業主であれば、スターターで実務上の必要十分は満たせる。

年払いと月払いの損益分岐点——いつ切り替えるべきか

30日間の無料トライアル後に継続を決める際、年払いと月払いのどちらを選ぶかは重要な判断だ。年払いは一括払いが必要な代わりに、月払いより約25%安くなる。

年払いと月払いのコスト比較イメージ

スターターの場合、月払いで3か月(¥5,940)使うより年払い(¥17,760)に切り替えた方が、4か月目以降はトータルで安くなる。継続して使う意思があるなら、早めに年払いに移行するのが合理的だ。

ただし、年払いは途中解約しても残月分の返金がないケースが多い。使い始めて1か月で「自分には合わない」と判断した場合は月払いの方が損失を抑えられる。トライアル期間中に操作感と機能の過不足をきちんと確認してから判断すること。

プレミアムを選ぶ場合、年払いと月払いの差額は年間¥12,744にもなる。月払いのまま使い続ける理由は薄い。

スタンダードが必要になる2つの条件——消費税と複数ユーザー

スターターからスタンダードへ上げる必要が生じる条件は、実質的に2つに絞られる。

条件1: 消費税の申告義務が発生した
課税売上高が1,000万円を超えると翌々年から消費税の申告義務が発生する。消費税申告書の自動作成はスタンダード以上の機能だ。スターターでも手動で消費税申告書を作成する方法はあるが、freeeの自動化の恩恵は受けられない。年商が1,000万円に近づいてきたタイミングで、スタンダードへの移行を検討するのが現実的な判断だ。

条件2: 経理担当者や税理士とfreee上で作業を共有したい
スターターは1ユーザーのみだ。経理担当の従業員を雇った、あるいは税理士にfreee上でのデータ確認・修正を依頼したい場合はスタンダード(3名)が必要になる。

この2条件のいずれも該当しないうちは、スターターで十分だ。スタンダードとの年間コスト差は¥14,400(年払い比較)。消費税申告不要・1人作業の段階でこの差額を払う理由はない。

スタンダードプランのマルチユーザー機能イメージ

プレミアムを選ぶ理由——電話サポートの価値をどう評価するか

プレミアムとスタンダードの機能差で最も大きいのは、電話サポートと専任サポートの有無だ。料金差は年払いで月額¥636(年間¥7,632)。

freeeのチャット・メールサポートは機能している。基本的な操作方法の質問や、よくある設定の問題はチャットで解決できるケースが多い。電話が必要な場面は、複雑な勘定科目の判断、確定申告書の記載内容の確認、消費税計算のイレギュラーケースなど、回答に一定の判断を要する質問だ。

以下のいずれかに当てはまるなら、プレミアムの費用対効果がある:

  • 会計の専門知識がなく、操作中の判断に不安を感じることが多い
  • 複雑な収入構造(複数事業・不動産収入・海外取引など)がある
  • 確定申告時期に集中的にサポートを利用したい

逆に、過去に自力で確定申告を済ませてきた経験があり、ITにも慣れているなら、スタンダードのチャットサポートで対応可能な範囲が広い。税理士に依頼している事業主は、税理士経由で質問できるためプレミアムの電話サポートの必要性は薄い。

事業形態別プラン選択の判断基準イメージ

事業形態別のプラン選択——判断基準をまとめる

上述の機能差を踏まえて、事業形態別の選択基準を整理する。

事業者の状況 推奨プラン 理由
フリーランス・個人事業主(売上1,000万以下)、1人作業 スターター 確定申告に必要な機能は全て揃う。消費税申告・複数ユーザー不要
課税売上1,000万円超、または経理担当・税理士と共同作業 スタンダード 消費税申告書の自動作成、複数ユーザー対応が必要
複雑な事業構造、または電話サポートによる都度相談が必要 プレミアム 電話・専任サポートによる手厚いフォローが必要な場合のみ

30日間無料トライアルの活用方法——プラン選択を先延ばしにする戦略

freee会計は30日間の無料トライアルを提供している(クレジットカード不要)。トライアル中はプレミアムの全機能を使えるため、電話サポートも含めて試せる。

トライアルで確認すべきポイント:

  • 事業で使っている銀行口座・クレジットカードが全て連携できるか
  • 自動仕訳の提案が自分の経費パターンに対応できているか
  • チャットサポートのレスポンス速度と回答精度が実務で使えるレベルか
  • 確定申告書の作成フローを一通り試して操作に慣れられるか

トライアル期間中に「確かに使える」と判断できたら年払いに切り替える。「合わない」と感じた場合は解約すれば費用は発生しない。試してから決める判断ができる点は、初めて会計ソフトを使う事業主にとって低リスクだ。

弥生は初年度無料でコストを先送りできるが、freeeのトライアルは30日間の実際の業務で使い勝手を確認できる点で性格が異なる。弥生との詳細比較は会計ソフト3社比較を参照のこと。

freeeは30日間の無料トライアル(クレジットカード不要)を提供している。まずスターターで始め、業務の実態に合わせてプランを上げる判断をすれば良い。最初からプレミアムで申し込む必要はない。

プランの変更はいつでも可能だ。スターターから始めて、消費税の課税事業者になったタイミングでスタンダードに移行する、という段階的な使い方が合理的だ。

freeeの他社との機能・料金比較は会計ソフト3社比較記事を参照。freee単体の詳細レビューはfreee会計レビュー記事にまとめている。実際に使い始める前にfreeeの機能の全体像を確認したい場合はfreeeサービス詳細ページも参照のこと。自分の事業形態に合う会計ソフトを絞り込みたい場合は会計ソフトAI診断で条件を入力すると選択肢が絞れる。

freeeのスマートフォンアプリ(iOS・Android対応)はスターター以上の全プランで利用できる。外出先で領収書をカメラで撮影してOCR読み取りし、経費登録する機能もスターターに含まれる。移動中や出張中に随時経費を登録できるため、月末にまとめて入力する習慣を変えやすい。インボイス制度に必要な適格請求書の発行機能も全プランで対応している。事業規模が小さい段階ではスターターの機能で不足を感じる場面は少ないはずだ。

※2026年4月時点の情報です。最新の料金・機能はfreee公式サイトでご確認ください。

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